整体

整体とは
脊椎・骨盤・肩甲骨・四肢(上肢・下肢)等の
体全体の骨格や関節の歪み・ズレの矯正と、
骨格筋の調整などを、
手足を使った手技と補助道具にておこなう医業類似行為の一種です。

「整体術」「整体法」「整体療法」と呼ばれています。
整体等の民間療法では、健康保険が使えないので、全額自費で割高になります。
開業は、短時間で可能ですが、開業後、不評で来てもらえない場合は、
簡単に廃業でしょう。
10年以上継続できるのは、10%程度となっています。

病院では、出来ないことを、整体は出来ると評価されるほうに、勉強を怠らないことが重要でしょう。
整体の理論、技術等は、日々変化しているので、常に情報を入手して、
技術の向上に努めていれば、リピーターが増えて、人気が出るでしょう。

整体院では、診察、診断、治療という行為は、法律違反になるため、注意が必要です。
病院では、良くならなかったことが、治ることがポイントです。

来てもらえる人の満足が得られれば、それで十分でしょう。

整体院の選び方

整体はどこも同じではない、当たり前のことです。

街の中には、整体院、カイロプラクティック、指圧、按摩マッサージ、リラクゼーションサロン等が、
最近では、目立って多くなっています。

整体院では、その手法は多種多様です。また、施術者によって、その施術の技術レベルもまちまちです。

看板には、「整体・マッサージ」「カイプラクティック整体」「カイロプラクティック・マッサージ」など
違いが理解できないものが多いでしょう。

インターネットの宣伝では、
「肩こり、腰痛などの改善に効果があります」
どこも似たような宣伝文句で判断できません。

心身の不調の改善解消をしたい場合には、
心の癒し、リラクゼーション、リラックス、アロママッサージなどのキーワードを探しましょう。

初めての整体は、行ってみないと分かりません。
もし、合わない時は、他にしましょう。

チェックポイント

以下のポイントは、整体院を選ぶときの判断になります。

症状、状態、経過などを、詳しく聞いてくれますか

どこが、どのように、いつから、どうすると辛いのか聞いてくれますか?
これは、施術の目的を明確にするための最低限のことです。
また、それを記録しているかです。カルテなどに書かないとダメです。

「全身ですか、部分的ですか」とか「どこをやってほしいですか?」と
聞くだけで 施術をしているところは、ダメです。

効果を確認しているか

施術が終わって「はい、終わりました。次はいつにしますか。」とただ予約を 取ろうとしていたり、
「ここがゆがんでますね。」といわれて、ゆがみはそのまま だったりと悪いところの説明だけで
施術で症状が改善したかどうかを確認しないところはダメです。
効果を聞かないのは腕に自信が無いか、良くしようという意欲が無いかです。

症状の解消が1回でOKということはまれでしょう、しかし、回復を目指すには、変化の確認は不可決です
改善の有無から、次は手法を繰り返すか、別の手法で効果をみるなどを検討するわけで、
そのためには効果の確認が必要です。

丁寧で納得できる説明か

自分の状態、施術の意味や目的、自分の病気や怪我など気になることを質問してください。
わかりやすく、納得のいく説明が出来るか、これも大切なことです。

料金が明確か。高額な商品を売りつけらようとしていないか。

まず、料金がきちんと表示していないところはダメです。
また、料金が表示されていても、追加料金など料金が変わったり、健康食品、健康器具などの
高額商品を執拗に勧められたりするところは絶対ダメです。

以上は最低現のチェックポイントです。
実際に行ってみて、信頼できるたどうかの判断材料になります。
参考にしてください。

病院が先なのに、整体に行くのは、やめましょう。
救急搬送が必要な時、(意識不明、大量出血、骨折、などや伝染病の時)は、
ただちに病院に行きましょう。

自分で勝手に判断すると危険です。